RealseeのPano to 3D機能を活用したバーチャルツアー作成ガイド

REALSEE

イントロダクション

Realseeの「Pano to 3D」機能は、複数のパノラマ画像をアップロードするだけで、それらの相対位置を自動的に計算し、リアルな3Dモデルを備えたバーチャルツアーを生成する革新的なツールです。

この機能により、ユーザーは高品質な3Dバーチャルツアーを簡単に作成でき、特に不動産業界や小売業界での物件紹介や店舗紹介において、顧客に対してより魅力的で没入感のある体験を提供できます。

本記事では、この簡単かつ強力な方法でバーチャルツアーを作成するプロセスを詳細に解説します。

1. Realtyコンソールを開く

まず、RealseeのRealtyコンソールにアクセスし、右上の「新しいツアーを作成」をクリックします。その後、「Pano to 3D」を選択して、パノラマ画像のアップロード画面に進みます。

2. パノラマ画像をアップロード

次に、青いエリアをクリックして、アップロードしたいパノラマ画像を選択します。以下の点に注意してください:

  • サポート形式:JPG
  • 画像比率:2:1
  • 推奨ピクセルサイズ:16,000ピクセル
  • アップロード順序:スキャンポイントの順に従う
  • スキャンポイント間の距離:理想的には2~3メートル

画像を選択したら、「アップロード」をクリックしてください。平均して1枚あたり約4~5秒でアップロードが完了します。

3. パノラマ画像の結合

すべての画像をアップロードした後、右上の「Genarate」をクリックします。Submit通知が表示されるので、内容をよく確認し、「確認」をクリックして次に進みます。

4. プロジェクト一覧

プロジェクト一覧ページに戻り、3D ツアーリストのプロジェクトには、最初にデータ検証中であることを示す「作成中!」ステータスが表示されます。承認されると、自動的に生成フェーズに移行します。

5. スキャンの修正

「スキャンの修正」ページでは、自動で結合されたポイントを手動で調整できます。必要に応じて、位置が正確でないポイントをクリックしてドラッグし、新しい場所に移動してください。

6. 3Dツアーの生成

ほとんどの場合、自動生成されたポイントの精度は十分ですが、調整が必要な場合は修正してください。その後、「3Dツアーを生成」をクリックして処理を開始します。ステータスが「3D完成」に更新されるまで待ちます。

7. 編集とカスタマイズ

処理が完了すると、プロジェクトの詳細画面に移動できます。以下の操作が可能です:

  • 編集:バーチャルツアーにラベルや追加情報、カスタムブランディングを追加。
  • 共有:リンクをコピーして他者と共有。

8. 結果を確認

完成した3Dモデルや自動生成されたフロアプランを確認し、バーチャルツアーを探索できます。この結果を使って魅力的なプレゼンテーションを作成できます。

まとめ

Realseeの「Pano to 3D」機能を使えば、効率的で高品質なバーチャルツアーを簡単に作成できます。ぜひ、このガイドを参考にして、あなた自身のプロジェクトを作成してください。

以下の動画では、「Pano to 3D」機能を使用してパノラマ画像からバーチャルツアーを作成する手順を詳しく解説しています。少し、動画が古いため、現状の画面構成と多少異なる点はありますが、手順を十分に理解することができます。

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